テストは「学ぶ力」を高める

「テストの時間があまった。まだ5分もある。特にやることもない。」

時計の動きをぼーっとながめ、何気(なにげ)なく、手いじり、髪(かみ)いじりをしていたら、よだれをたらして寝落(ねお)ちしていた。挙句(あげく)の果(は)てに、テストの点数はさんざんで、書いた答えもミスだらけ。そんな経験ありませんか。もしあるなら、あなたはテストの使い方をよくわかっていないといえるかも。少なくとも、勉強面ではとても損(そん)しているといえるでしょう。なぜかといえば「テストは学ぶ力をとても高める」と考えられるからです。ここではその理由を説明します。

一つ目の理由は、テストでは集中力持続(じぞく)のトレーニングができるからです。テストや入試であなたの力を最大限に発揮(はっき)するためには、与えられた時間のすべてに集中することがとても大切。必要条件といってもいいかもしれません。もし、この短い時間を集中できないのであれば、考えるのをすぐにあきらめ、難しい問題から目をそむけてしまう残念な学習姿勢がうかがえます。なぜ残念なのかといえば、テストでさえ集中できないのに、普段の勉強で集中できているとは考えにくく、効果につながりにくいことが推測できるからです。

二つ目の理由は、ケアレスミスを防ぐ力をつけられるからです。テストでよい点を取るためにはケアレスミスをなくすことは重要です。しかし、テスト結果のふりかえりを生徒にさせると、毎回必ず「ケアレスミス」という言葉が連発されます。間違えた原因の多くがケアレスミスだとわかって、安心したり妙に納得したりする子が少なくないのですが、そんな表情をみると私はとても心配になります。「テスト中にボーっとしていたよな。直す時間は十分あっただろう。テスト中に気づけなければ、永遠にそれがくり返されるぞ」と。

そして、また次のテストで余った時間にボーっとしていたり、手いじりしたりしている姿を見ると、本当にケアレスミスをなくす気があるんだろうか、前のテストで悔しがっていたのは本心なのだろうか、と疑念さえ抱いてしまいます。ケアレスミスを防ぐ力はテストの時間の使い方次第。意識して真剣に向き合わなければ、どれだけ注意されても治ることはありません。






三つ目の理由は、考える力を高めるからです。テストがかんたんすぎて満点確実、時間があまって何もできることがないという場合はさておいて、それ以外の場合は、わからない問題をとばし、難しい問題にはあやふやな答えを書いた状態だと考えられます。ですから、わからない問題やあやふやな答えが一つでもあるのであれば、ねばり強く考える姿勢が大切で、それが考える力につながります。反対に、そのようなあきらめが早く潔(いさぎよ)すぎる態度は、ふだんの浅い学習があらわになっているといえそうです。このようなことから、いろいろな方法を試して時間いっぱい考える姿勢は大切です。

どんなテストであってもテストの受験姿勢はその子の学力の伸びしろの左右します。テスト中は問題と解くこと以外、何もできない時間なのです。ですから、もし時間に余裕があると感じたら、集中し続けること、間違いを発見すること、深く考えることを意識して、ぜひ、学ぶ力を高めてください。きっと成績アップにつながるはずです。

【たしかめてみよう】


時間に少し余裕を持たせて解答時間を決め、問題に取り組んでみましょう。前の3つのこと(集中・見直し・ねばり強く)が実行できればあなたのテスト受験力はバッチリです。でも、あまった時間にほかごとをしてしまったり、考えることをあきらめてしまったりしたら要注意。学ぶ力は伸び悩むかもしれません。




内申点をアップさせたいあなたへ
『内申点が上がるコツ』がちりばめられ
読むだけで≪通知表アップ!≫
通知表で「5」をとるための内申対策
通知表で「5」をとるための内申対策
●中学1~3年向け (小学生の『中学準備』にもピッタリ)
Amazon で買う

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント